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  • 未来教育リポート
  • 2016.07.29

子どもたちの自立と共生の力を伸ばす!ピースフルスクールプログラム

未来教育会議実行委員会メンバーが出会った「ピースフルスクールプログラム」の公開イベントがこの夏に開催されます!

 

「ピースフルスクールプログラム」とは、子どもたちが園や学校という「社会に出る前にチャレンジできる場所」で、主体性を伸ばし、共生社会を実現する力をみがくシチズンシップ教育プログラムです。

多様化する社会において、子どもたちが無力感や孤独感、不安感に押しつぶされる前に、

「問題が起きても、自分たちで解決できるから、大丈夫!」

「誰かと違っていても、お互いの個性を尊重して活かすことができるから、安心!」

という気持ちで日々を過ごし、自分たちの力で安心安全な環境をつくることのできる人へと成長してくれることを願って開発されました。

 

本イベントでは、ピースフルスクールプログラムの内容と、導入している園や学校での実践をご紹介いたします。

プログラムの世界観を体験していただくことを通して、園や学校、地域での広め方について考えていきます。

 

多様な人々が安心して生活できる民主的なコミュニティづくりのメソッドを知りたい方、

いじめなど子どもたちを取り巻く問題を解決したい方、

シチズンシップ教育に関心のある方、

地域や家庭で何か取り組めないかと検討されている方など、

様々な方にご参加いただけると幸いです。

開催概要

【日時】 8月20日(土)13:00~17:00

【場所】公益財団法人ウェスレー財団 会議室205 (東京都港区南青山6-10-11 Wesley Center 301)

【詳細・お申込み】http://peacefulschool.kumahira.org/topics/2016/06/29/761.html

ピースフルスクールプログラム

「ピースフルスクールプログラム」は、子どもたちの主体性を伸ばし、共生社会を実現する力をみがく幼児・小学生を対象としたシチズンシップ教育プログラムです。

多様化する社会において、子どもたちが無力感や孤独感、不安感に押しつぶされる前に、

「問題が起きても、自分たちで解決できるから、大丈夫!」

「誰かと違っていても、お互いの個性を尊重して活かすことができるから、安心!」

という気持ちで日々を過ごし、自分たちの力で安心安全な環境をつくることのできる人へと成長してくれることを願って開発されました。

 

子どもたちは、多様な人々が安心して共生できる社会を実現するために必要なマインドとスキルを、レッスンと日常での実践を繰り返すことで習得します。

 

対立を話し合いによって自分達で解決すること

建設的な議論をして合意形成すること

自分の感情を認識して言葉で伝えられるようになり、相手の気持ちにも共感すること

自分とは異なる他者を排除するのではなく、尊重し合って共生すること

 

これらのことを実現するために必要な知識を、様々なレッスンを通して学びます。

 

レッスンでの学びを学校生活の中で起きる他者とのトラブルに活かし、問題解決に取り組みます。このため、プログラム導入により、けんかやいじめのトラブルは減少し、子どもたちは、安心して学校生活を送ることが可能になります。

また、お友達と一緒に問題を解決し、よい学級づくりに貢献した経験により、子どもたちの自己肯定感や効力感が高まります。

開発の経緯

このプログラムは、1990年代にいじめや子どもの問題行動の増加を国全体で解決するために、学校やクラスの雰囲気を改善することを目的とし、オランダのユトレヒト教育センターが、市の補助金を受けて、ユトレヒト大学のミシャ・デ・ウィンター教授の協力のもと開発されました。

オランダでの実績

1999年からプログラムの導入が進んでいるオランダでは、現在、オランダ全土のおよそ
800校で実施されています。学校教育としてスタートしたこのプログラムは、学校のみならず家庭や地域社会にも広がりを見せており、ユトレヒト市をはじめとする多くの地域では、子どもたちに関わるスポーツ施設や放課後クラブの指導員や警察官などの大人も協力して地域全体でプログラムの定着に取り組んでいます。プログラムを通して、子どもたちが社会性を持って、自分たちで対立を解決し、主体的に行動できるようになったという調査結果も出ています。

日本での導入と実績

日本では、2013年より、オランダのプログラムを参考にしながら、日本版の幼児向けと小学生向けのプログラムを開発し、学校現場への導入を進めています。

2014年度より佐賀県の公立小学校(全学年)、2015年度より国立お茶の水女子大学附属小学校(1年生)、神奈川県箱根町立の幼稚園・保育園・認定こども園(3~5歳児)でプログラムを実践しています。
子どもたちはレッスンを通して「何がよくて、何がいけないのか」「こんな時にどうしたらいいのか」を学び、遊びや日常生活でその学びを活かしています。
先生や保護者と子どもが共に学び始めています。

  • ライター

未来教育会議 実行委員会

未来教育会議実行委員会です。

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