- 実行委員会の活動
- 2015.04.22
2030年の教育の未来シナリオ|画一的に学ぶ学校、地域とつながり学ぶ学校、社会と一緒に学ぶ学校
~未来をみることで、今に活かす~
未来教育会議では、国内外40か所のスタディツアーや一年間を通じたミーティングやワークショップを重ね、様々なステークホルダーとともに2030年に起こりうる社会と教育に関するシナリオを作成しました。
シナリオは全部で3つあり、2015年現在の時点では、そのどれもが起こりうる世界であると私たちは考えています。
1つ目のシナリオの世界は、社会と学校とが分断されているようです。
2つ目のシナリオでは、地域と教育の危機感が変革の力へと昇華している世界です。
3つ目シナリオでは、家庭、学校、地域、社会がつながり人が学び続ける世界が現れます。
これら、シナリオを作成する過程のプロセスでは、価値観やこうなるべきという信念は脇に置き、“起こりうること”は何かという点を大切にしてきました。
このシナリオを作成した私たちとして、なんらかの形で教育に関わっておられ、これをお読みになられているみなさんにとって役に立つかも知れないと思える問いがあります。
「それぞれのシナリオの世界にあなた自身が生きているとしたら、そこではあなたは何をしますか?」
しかし、私たちがみなさんに本当にプレゼントしたい問いは、もうひとつあります。
「起こりうる3つのシナリオを目の前にして、今、あなたは何をしますか」
さあ、シナリオの世界に旅にでかけてみてください。
そして、あなた自身にとっての大切な何かを得ていただきたいと思います。
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