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  • 未来教育ワークショップ
  • 2015.04.27

4月18日 未来教育ワークショップ@築地本願寺 実施報告

生後3ヶ月〜60代まで 44名が参加!!

2015年4月18日の土曜日、やっと未来教育ワークショップ@築地本願寺を開催できました。昨年度から紆余曲折ありましたが、最終的には素晴らしい会場、スピーカー、参加者が揃い、狙い通りの会になりました。
お子様連れでも一人でも、関心のある方なら誰でも参加出来るというコンセプトの通り、生後3ヶ月〜60代まで、それぞれのペースで参加して頂けたのが嬉しかったです。

気楽に参加して真剣に対話できる場をこれからも作っていきたいと思います。次回は6月6日の土曜日、場所は同じく築地本願寺の振風道場です。企画から参加いただける方、ご連絡ください!

 

誰でも自由にお絵描き! 真っ白な模造紙に最初に絵を書き出したのは2歳の男の子、大人同士だと絵心が無いので・・・と遠慮する場面も見られますが、子どもはいつでもストレートです。 子どもの参加が場の活性化につながっていました。 対話が始まる前だったのが、ちょっと残念(笑)

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午前の部 お掃除体験&お寺見学

午前の部は10:00から、メイン会場になる振風道場から境内に出ての掃き掃除でした。既にお寺は綺麗に掃除されていましたが、竹 ボウキで掃くという行為自体が新鮮でした。お務めをすることで自分の心を清めている感じがしました。

もちろん幼児の場合はそうもいかずホウキを持って走り回り大変でしたが、大人たちでフォローし合いながら楽しく掃除しました。子ども好きのシニアの方に感謝です。「レンタルおじいちゃん」サービスをもっと気軽に頼れたらと思った瞬間でした。

中央区シルバー人材センターには100名以上の方が登録されているようです。依頼できる内容にも、福祉サービス(お子さん向け)というものがありました。こうした地域のリソースも活用できれば良いですね。

 

小学生は立派に貢献、近所の公園でも実施するといいかも。

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お掃除の後は、インド様式の築地本願寺の建物を見学。普段は見落としてしまう装飾も、説明を聞きながらだと改めて気づけます。地域の身近な財産に触れられるのも今回のワークショップの醍醐味でした。特に子ども達には印象深かったようです。会場を提供して頂いた築地本願寺さまに改めて感謝します。

インド様式の建物、本堂内はきらびやかで厳か。

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午前の部 世界記録にチャレンジ

お掃除から戻り手を洗った後は、いよいよ世界記録にチャレンジです。今回の種目はマシュマロチャレンジ、大人と子どもが一緒になって創造性と協働にチャレンジしました。

「マシュマロ・チャレンジ」とは、スパゲッティの乾麺、90センチのテープと一つのマシュマロを使って行われる単純なチーム・ビルディングの演習です。これらを使って一番高い塔を建てられるのは誰でしょう?なぜ驚くべきグループの人々がいつも平均以上の成績を残すのでしょう?

 

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結果は・・・、6チーム中、4チームが見事タワーを完成しました! 高さも世界平均並み。
大人だけで行った会よりも高い成功率でした。これも子どもが入ることの効果かもしれません。

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最後は「トム・ウージェック:塔を建て、チームを作る」を見ながら振り返り。ここは流石に子どもには難しかったかもしれませんが、参加した大人からは苦笑いが・・・。大人と子どもが一緒に参加できて、それぞれに振り返れるワークは有効ですね。次回もこうしたワークを組み込んでいきます。

お昼 築地本願寺レストラン紫水さんで精進料理

精進料理の意味を教えてもらった後に、美味しくいただきました。

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午後の部 4トーク&3ダイアログ

午後の部は13:00からでしたが、敢えてのんびりと進めました。午前で帰る人、午後も参加しようと思ってたけど集中力の限界が来たお子様たちを連れて帰る人、午後から参加する人、それぞれのペースが揃うのを待って始めました。こういうときに、午前中の落書きやマシュマロチャレンジの跡、そしてグラフィックが役に立ちます。

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主催者からの挨拶、「なぜ、未来教育ワークショップを開こうと思ったか?」に続けて、最初のトークに入りました。

トーク>問いの提示>テーブルで対話>メンバーシャッフル>前のテーブルでの対話の共有
次のトーク・・・という進め方でワンサイクル40〜50分で進めていきました。

 

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世の中どう変わるか・未来予測 インディージャパン 山田竜也(明石町)

子ども達の未来を考える前提として、未来がどうなるかを考えました。これまで世の中がどう変わってきたか、これからはさらに変化が加速していく。未来は予測できないが、創っていくことはできる。世の中は変わっているが、企業の現場で求められている人材とそうした人材を育成する場との目指す人材像のミスマッチがある等について話しました。

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問い:子ども達が生きる世界は、どうなっているのだろう?

未来がどうなるかは誰にも分かりません。でも、未来を考えることで、未来を創っていくことはできます。世の中の大きな流れと、子ども達にどんな世界で暮らしてほしいか、そんな思いの交換、対話の流れを感じました。

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21世紀型スキル キンダリーインターナショナル 赤井友美(晴海)

マルチプルインテリジェンスについて語っていただきました。知識詰め込み型から考える力を高めるという方向性だけでなく、音楽や身体能力、対人力といったものも含めたマルチな知性の中で、その子の得意なもの(スマート)は何かを発見し育てていくという思想に共感しました。ボディスマート、ピープルスマートを実演してもらいながらの話はとっても納得感がありました。

プロジェクターの前で踊るボディースマート↓

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21世紀にも残したい心 築地本願寺 南條了瑛(築地)

スキルの次は心について。お寺は何を教えてくれるのか?お葬式だけではありません。結婚式もあります。ライフイベントにいろいろ関わるだけでなく、寺子屋で心の教育もしてきました。本質を皆んなで考える、自分で考える。生まれる/老いる/病む/死ぬ、人生そのものを学ぶのが心の教育です。

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問い:その世界を生きるのに、大切な力は何だろう?

2つのトーク、スキルと心の話の後は、未来の世界を生きるのに、大切な力について対話しました。未来を予測できる訳ではありませんが、個性(スマート)を活かす、本質から考えるという示唆を得て対話を深めていきました。

参加者が気兼ねなく参加できる雰囲気がこの会のキーコンセプトです。
この頃には話の主役たちはだいぶ疲れてきたようでした。
でも、お昼寝しながらの参加も大歓迎です。↓

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地域コミュニティができること 地域密着型SNS PIAZZA 矢野晃平(月島)

多様なバックグラウンドを持つスピーカー、近所の助け合いの大切さを感じたエピソードから、なぜ地域密着型SNS PIAZZAか?が語られていきます。Facebook ではtimelineを流れ去ってしまって気が付けない、地域密着の情報にアクセスできたら・・・いろいろな可能性が広がりそうです。次回のワークショップは PIAZZA でも集客します!

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問い:その力を身につけるには、どんな環境が必要?

最後の問いは、子ども達が、その力を身に付けるために必要な環境について。このワークショップもPIAZZAも試みの一つです。自分たちは何ができるのか・・・、対話はしだいに次のアクションへと流れていきます。

未来のグラフィッカー、子どもとの協働作業も親子参加の魅力です。

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午後の部 自分が取り組みたいこと、仲間を探したいテーマは?

4人のトーク x 3つの問いと対話、ここから湧き上がってきた「自分が取り組みたいこと」を全員に書いてもらい、コノユビトマレ方式で仲間を集めました。このセッションが今回のワークショップのハイライト!対話をしただけで終わるか/次のステップにつながるかの分かれ目です。結果・・・、3つのテーマが浮かび上がりました。

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皆で作る給食センター

とても具体的な企画です。区の施設を借りる、企業と組む、いろいろ工夫して実現しましょう。

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公立の良さをもう一度! Public Schoolの問題を魅力へ

未来教育会議のテーマに直接関わるテーマです。今後の進め方を相談していきましょう。

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未来寺子屋 今回の様な場を継続して持ち続けよう!

このアイデアはそのまま次回の開催により、実現していきます。今回の未来教育ワークショップから生まれたのが、次回の未来寺子屋です。今後も未来寺子屋を「地域の課題を学び、解決策を考え、アクションにつなげる」場として育てていきます。

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終了 グラフィックの前で記念写真

最後まで参加できた方はずいぶん減ってしまいましたが、各自の事情を配慮しつつも最後まで盛り上がり続けることができました。関心のあるテーマさえ見つかれば対話はいつまでも付きません。そのためにも、場所は重要です。未来寺子屋は開催前のコードネーム的に使っていましたが、次回からは”未来寺子屋”として開催していきたいと思います。

今回は9:00〜18:00で時間と場所を確保できたからこそ、それぞれの事情に応じた参加が出来ました。学びたいときにいつでも学べる場を守り続けること、コミュニティスクールの原型が見えた気がします。

地域の課題を学ぶ場としての寺子屋、そこでの対話から生まれたアイデアを具体的なアクションにしていく、これを続けられればいろいろと良い活動を生み出せそうです。次回開催に向けて、未来寺子屋から飛び出したスピンアウト企画も一緒に前に進めていきましょう!!

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  • ライター

山田竜也

インディージャパン共同創設者。現在は、イノベーションを通した新規事業開発、組織開発、人材育成を支援している。
電気通信大学機械制御工学専攻修士 MIT Sloan Executive MOT 日本ファシリテーション協会所属 IAF認定 Certified Professional Facilitator 電通国際情報サービスを経て、iTiDコンサルティング創業メンバーとして参画。米国技術コンサル会社との様々なプロジェクトを通してものづくりに対する神髄を学ぶ。その後、技術が分かるファシリテーターとして製造業を中心に製品開発プロセスや組織変革のコンサルティングを手掛ける。コンサルティング現場での実践知を基に、思考力、コミュニケーション力、問題解決力、イノベーション人材をテーマとした研修プログラムを開発・提供している。

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