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  • 未来教育ワークショップ
  • 2015.04.09

未来教育ワークショップ@相模大野の実施報告

2015年2月7日(土)13:30~16:30、ユニコムプラザ相模大野のマルチスペースで「未来の教育についての自分の願いを探索し、参加者と共有すること。そして、はじめの一歩につなげること」をゴールとした未来教育ワークショップを行いました。当日は、大学生、教職関係者、会社員、PTA関係の方などいろんな立場の方24名が参加してくれました。

様々なステークホルダーの方々と教育を広く捉えなおす為に、はじめのアイスブレイクとして全員で立ち上がり、ペアを作って「今まで自分が経験した中で、最も学びにつながった体験」を自己紹介を兼ねて、沢山の方とシェアしてもらいました。この瞬間から、場の雰囲気が一機に上がったのが印象的でした。

次に、「幸せで豊かな20年後の未来社会」を目を瞑ってイメージしてもらうワークを通して、参加者一人ひとりが願っている未来社会を想像してもらいました。

そして、いよいよワールドカフェに入るのですが、「参加者が願う“幸せで豊かな未来社会”とは?」、「その未来社会を実現する為にどんな風に育ってもらいたいと願っているか?」、「その為にはどんな教育(学び)があればいいか?」という3つの問いについて、時には熱く、また笑いを交えながらとても豊かな対話が行われました。

最後に、「自分が明日から何をしていきたいか?」をA4に書いてもらい、同じテーマの仲間が集まって、情報共有を行いました。時間を終了するのがつらいほどの盛り上がりでした。

ワークショップで見つけた参加者の未来教育への願い

・子供がやりたいことをやり、地域の大人がそれを育む、そんなコミュニケーションの場ができること/子供たちが自然の中で五感や感性を磨くこと/静かで穏やかな家庭とそこで伸び伸びと沢山の経験ができる子供が増えること
・学校や会社だけでなく、地域のつながりや沢山の出会いの場から「これやりたい!、知りたい!」とつながっていいけたら良いな~と思う。
・一部の人が幸せになる教育にならないようなもの
・多様性の受容と尊重/個性を育て表現できる人が増えること/多様性、人とのつながりを大切にできる人がたくさん育ってほしい/多様性を受け入れ、愛と思いやりにあふれた教育/
あらゆる価値観を認め合うこと/人を尊重し合うことが当たり前の世の中になってほしい、そのための教育ができる環境を実現させたい/自分を知って自分を出せて、自分から動ける人が増える、そんな人を受入れられる環境を作っていくこと/主体性を持った多様な人々と関わることをいとわない教育/ほめる教育/互いを尊重し、人をプロデュースしていける人がたくさん生まれてきてほしい/持っている資質を磨き、活かしていける教育/いい所も悪いところも含めて人間性のある人が育ってほしい
・挑戦することを止めない自分とそれをサポートする地域社会があること/多様な地域特性を活かした教育の仕組みづくりがもっとどんどん起こってほしい
・本当の学びが何なのか正直分からないが、それをみんなで考えることが願いの一つ
・「学び続ける能力」を育てること
・年齢や性別に関係なく、だれでも、いつからでも始めることができる、その可能性をあきらめない
・多くの人の幸せな社会を目指そうとたくさんの人が考えて、「理解する」ではなく「認める」を目指していく社会になってほしい
・自分自身も楽しむ教育(失敗もOK)/失敗を恐れずにどんな些細なこともみんながほめてくれる
・自分を愛し、他人を愛し、自分の持っているもので社会の役に立つことができる教育
・一人ひとりに光をあてた教育