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  • 未来教育ワークショップ
  • 2017.03.26

中学生による「幸福学」授業実践報告

平成29年2月7日、14日と2回に分けて、「幸福学」に関する授業を、担任をしている中学3年生の生徒に行いました。この授業を開催するに至った経緯ですが、「未来教育会議」から始まった「ティーチャーズイニシアティブ」で、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科前野隆司教授のラボに関わらせていただき、前野教授が「幸福学」の指導案を提示されているのを見て、是非、自分の学校でもやってみたいと思ったのがきっかけでした。それと同時に、今教えている中3の生徒たちが1年生だった時の学年通信で、前野教授の「幸福学」が取り上げられていて、生徒にも馴染みがあり、それを体験できる授業がしてみたいと思ったからです。

 

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☆ 第一回目 ☆

中学1年の時の、「幸福学」に関する学年通信のコピーを全員に配布し、自分が心に残ったことをチェックさせ、それを班の中で共有し、最後は班の代表が全体の前で発表し、全体でも共有を図りました。

 

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☆ 第二回目 ☆

担任が「幸福学」に関して、黒板を使って説明した後、幸福の4つの因子について確認をしました。

 

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その後、ワークシートを各自に配り記入させ、班の隊形で、自分のワークシートの発表。応援メッセージの書き込みを班の中で行い、その後はクラス内、自由に動いて、他の班のメンバーからも応援メッセージを書いてもらいました。班ごとに代表者に自分の4つの因子と応援メッセージを発表してもらいました。授業の最後に、クラス全員で前野教授が考案された「幸福学」の歌を歌い、教室全体がHappyなムードで終わりました。

 

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☆ 感想の発表 ☆

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☆ 生徒の書いた幸せの4つの因子、共有・共創シート ☆

幸福学

☆ 感想を書いている生徒たち ☆

翌朝の学活前に活動の感想も書いてもらいました。

 

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☆ 生徒の感想 ☆

ピンクは女子生徒、プルー男子生徒の感想

ピンクは女子生徒、プルー男子生徒の感想

☆ この活動を通じて ☆

中学3年生ということもあり、受験を前に日々の生活に追われて、ゆっくりと自分を振り返ったり、自己開示の経験が少ない生徒たちが、一生懸命に、楽しそうに取り組む姿に心を打たれました。特に、クラスメートに応援メッセージをもらえたのが嬉しいという感想を書いていた生徒がとても多かったのが印象的でした。

子供たちのコミュニケーション能力の低下が叫ばれる中、友人に自分の夢を語ったり、自分を知ってもらい、応援してもらうという活動の重要性を改めて感じました。そしてこの活動は色々な場面で活用でき、そしてHappyの輪を広げていける活動のように思いました。

  • ライター

今村仁美

大学卒業後、貿易関係の仕事に従事した後、公立中学校の英語教師として勤務。
2014年の7月から未来教育会議コーディネーター(個人サポーター)として活動している。
未来教育会議立ち上げメンバーに現職教員として参加。

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