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  • 未来教育ワークショップ
  • 2015.10.25

9月26日(土)未来教育ワークショップ@築地本願寺実施報告

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未来を生きる子どもたちに、どんな力を身につけて欲しいですか?
そのために、私たちは何をしていけば良いのでしょうか?
世界はすごい勢いで変わっています。その中で学ぶべきことも変わってきています。また、変えてはいけない部分がおろそかになっているかもしれません。人に聞いても正解が出てくる訳ではない、各自が考えなければならないテーマですが、同じ様な不安を抱える人たち、ポリシーを持って先を示す人たち、日ごろお話をしない人たち同士で対話をする場を開いてみたいと考えました。

 

早いもので第3回、今回はNPO法人bond placeの小笠原 祐司氏をお招きして、「スマホとインターネットの親子対話」を行いました。スマホやインターネットは便利なもの、完全に禁止にはできないけど、使い方のルールも必要。では、どうすれば良いのか・・・?」当日は想定よりも小さいお子さん(スマホ未ユーザー)が多かったのですが、小笠原氏の軽快なファシリテーションで盛り上がりました。白菜塩漬け体操餃子ジャンケン、やっぱり鉄板ネタでした!(^^)!

今回もオープニングは本願寺ツアーから

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毎回恒例の南條さんの築地本願寺ツアー、近所の人も、遠くから来た人も、見ているだけでは分からない本願寺の魅力を教えてくれるツアーです。南條さんのホスピタリティー溢れるトークも好評です。

ブロック玩具の魅力を堪能、やっぱりその力は凄い

今回の対子ども用アイテムはブロック玩具。毎回午前中の後半は大人と子ども〜幼児が一緒に楽しめるワークを行っています。バケツをひっくり返した時のガラガラという音、これだけで子どもたちのスイッチが入るかの様です。
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そして、大人にとっても普段の思考の枠組みを外す力があるようです。ファシリテーターの小笠原氏が「あまり考えすぎずに、指で触った感覚を大事にして!」と導いていきます。徐々に難しくなり本質的になっていくお題がいつの間にか午後の対話のプレリュードになっていました。
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最初のお題は、「なるべく高い塔を作って!」
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次のお題は、「直感で10個のブロックを選んでください・・・」
「それで未来の犬を作ってください!」
「さらに1つ追加してスーパーな犬にしてください!」
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そして最後は「子育ての中で自分が大事にしていることをブロックで表現してください!」
更には各自の作品に3つのキーワードだけを付けて、隣の人がそれを手掛かりに作者の意図を説明しました。この辺りで場は完全に暖まり、小笠原ワールドができあがっていました。
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改めて感じたことですが、
模造紙にかくのだと絵心の差がでてしまう。
紙粘土だと表現の自由度は上がるがやはりスキルの差は出てしまう。
それに対してブロック玩具は様々なアイテムを組み合わせることにより、誰でもそれなりの表現ができる。
「取り組み易く かつ 表現の自由度が高い」というところがブロック玩具の凄さかもしれません。

お昼の遠征で焦りまくる、次回からは気をつけよう

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 せっかくの土曜日の築地なのでと店選びにこると・・・危うく遅刻になるところでした。今回はランチの時間を1時間半とったのですが大正解でした。土曜の築地は大混雑なのです。ワークショップの時間との兼ね合いもあるのですが、ゆったりペースでの進行は今後も維持していきたいと思います。

ゆっくり目のお昼の後は、茶の湯体験、大好評でした!(^^)!

思いがけない築地ランチ組からの遅刻情報を受けて、きゅうきょ今井氏のセッションを午後の最初に変更させていただきました。怪我の功名ですが、結果的に大正解でした。ゆっくり目のランチの後に、地元築地の美味しい抹茶と和菓子の流れはとても合っていました。
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途中から可愛らしいゲストが今井氏のセッションをジャックしてしまいました。子どもがいる事で造られる場がある事を実感した瞬間でもありました。今後も大人と子どもが同じ場所にいる事の広がりを大事にしていきたいと思います。
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5つのお題から3つを選び、各チームで模範の実演。正答率は・・・。
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単なる所作の練習だけではなく、全ての所作の意味や目的を解説しながらの今井氏のセッションは非常に興味深いものでした。案内が遅れたためにこのセッションを知らなかった方からも大好評でした。またの機会に拡大版のプログラムも実施したいと思います。乞うご期待!

そして、スマホとインターネットの親子対話へ

午後3時、寝落ちする子も出てきましたが、そこは想定の範囲内(^^) 徐々に大人の時間に場を変えながら、本題の対話に入って行きました。白菜塩漬け体操、餃子ジャンケンで場を暖め、小笠原氏の過去の対話の事例を聞きながら、今回の対話のお題へとつなげていきました。

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最初のお題は「犬をかう時のルール」、そこでルールの必要性、どんなルールが必要なのかを考えました。
そしてスマホやインターネットの使い方のルールを考える前に、「スマホやインターネットの良い所/悪い所」をブレストしながら共有して行きました。ルールをつくる時の第一歩は、各自が考える良い所/悪い所を共有するところからなのです。
今回は参加者の偏りで子ども側の意見は十分ではありませんでしたが、悪いところとしては「ゲームが止まらない」「ストレートネックになる」「指が曲がる」「人の話を聞かなくなる」といった普段は気づいていないものもあがってきました。大人の(力が強い側の)一方的な見方ではなく双方の見方を共有することから始めれば、効果的で守れるルールが作れそうです。
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グラフィックを使って1日の振り返り

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改めて今日1日を振り返り。本願寺ツアー、ブロック玩具、茶の湯体験、スマホとインターネットの親子対話と盛り沢山だった1日を椎野さんのグラフィックで振り返りました。毎回このグラフィックには助けられます。子連れ歓迎の会なので、遅刻・中座は当たり前です。そんな時は先ずグラフィックを見てもらいます。楽しい雰囲気が伝わると遅れてきた人もほっとできます。先に帰ってしまった人ともつながれます。華やかさと実益をかねたグラフィックに感謝です (^^)

 

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最後のお化粧をして仕上がったグラフィック。3回目にしてより完成度が上がってきた。2枚でピッタリの一覧性が良い感じです。椎野さんのグラフィック、画風が完成されてきた!?

最後は恒例のやって「みたくなった事!」共有


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今回の問いは、「スマホとインターネットの親子対話」を受けて、「親子同士で話してみたい”親子の事”」にしました。皆が色紙に書いたものをスティッキー・ウォールに貼り付けて一人一人に発表してもらいました。「いい家族って?」「子どもと地元の大人たちとのコミュニティ作りについて」「子どもと一緒に街の困りごとを解決するWS」・・・といろいろなテーマが挙げられました。こうしたテーマについても、また取り上げていければと思います。

 

手伝ってくれる人、参加してくれる人、場所を貸してくれる人、
みんなに支えられている未来寺子屋@築地本願寺。
皆さん、ご協力ありがとうございました。

  • ライター

山田竜也

インディージャパン共同創設者。現在は、イノベーションを通した新規事業開発、組織開発、人材育成を支援している。
電気通信大学機械制御工学専攻修士 MIT Sloan Executive MOT 日本ファシリテーション協会所属 IAF認定 Certified Professional Facilitator 電通国際情報サービスを経て、iTiDコンサルティング創業メンバーとして参画。米国技術コンサル会社との様々なプロジェクトを通してものづくりに対する神髄を学ぶ。その後、技術が分かるファシリテーターとして製造業を中心に製品開発プロセスや組織変革のコンサルティングを手掛ける。コンサルティング現場での実践知を基に、思考力、コミュニケーション力、問題解決力、イノベーション人材をテーマとした研修プログラムを開発・提供している。

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